
ご挨拶
お茶の香り、お湯の沸く音、炭のあかり、瑞々しい茶花、
小さな空間でのゆったりとした時の流れ・・
何百年ものあいだ、人から人へ連綿と伝えられた和の感性を 次の世代へ繋ぐ
茶室沙以(さい)はそんな昔ながらの茶道の稽古場でありたいと思っています。
向き合い方は人それぞれ。
茶室に入ることで日常から非日常に身を置くことになります。
お点前をすることで心が落ち着くかもしれません。
お茶とお菓子が美味しい時間であったり
着物を着る機会と思っていただいてもいいでしょう。
初心者の方も、まっさらな澄んだ心で様々に感じていただければと思います。
楽しい。面白い。そのように興味を持っていただければ幸いです。
はじめは難しく感じるかもしれませんが、いつかお点前は身につくものです。
和菓子 お花 焼物 和歌 歴史・・・それら新しい分野にも興味を持てたなら
人生がより豊かになるのではないでしょうか。
露地や茶室が清浄で、すがすがしいと心から感じられ
かたちとは思いやりの姿だと気づくときがくるかもしれません。
日本の美意識を体感し、和の心をつむいでいきませんか。
自己紹介
裏千家教授 鹿野宗玲
二十歳のときに茶道と出会い、
以来、茶道を学び続けています。
茶道の指導は小さな子どもたちに教えたのがはじまりで、いつの間にか二十有余年になりました。
茶道をはじめた頃と変わらず、今も茶道が大好きです。
年齢を重ねて、茶道を次の世代に伝えたいという気持ちが強くなりました。
こちらのウェブサイト、インスタグラムにお稽古のご案内やお茶にまつわる写真などを掲載していきながら、茶道の楽しさを分かりやすく伝えていければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
こちらに記しました稽古のかたちは数ある稽古のかたちのひとつにしかすぎません。
また本来書き記すことでないものかもしれません。
茶道に興味を持たれた折、茶室沙以にご縁があれば嬉しいですが、すばらしい先生が
たくさんおられます。よいお出会いがあることをお祈りしています。
