お月見茶会
- saitearoom
- 2023年10月1日
- 読了時間: 2分
コロナ後、初めての自宅での茶会でした。
特に違いはないのですが、立派そうに聞こえる観月茶会とはいわず、
お月見茶会とよんでいます。

お茶会は普段のお稽古とはまた違うので、
普段お茶をされていない方もご一緒いただきました。
茶道の決まりごとをご存じないのは当然のこと
そのことで居心地が悪く感じられないよう、堅苦しいと感じられないように、
ということをいちばんに考えました。
茶道を学ぶことで難しいことや細かなことが身につくと思うのですが、
それは喫茶去、お茶を一服めしあがれ、一緒にいただこう!という
茶道のはじめに学ぶ素朴な気持ちを
より強くするためにはたらけばよいなと思います。
ですので、一座建立、というとまた難しく響きますが、
よく知った方や初めて会う人も、お茶を習っている人もそうでない人も
同じ空間で楽しむことができたら、
九鬼周造「いきの構造」のお花見の話ではないけれど、
なんだかいいなぁと思うのです。
茶室沙以のお茶会はそのようなコンセプトでやってます。

さて、
お待合でお月見団子をいただいてから、つくばいをつかい、
にじり口から小間に入ります。
部屋を広く使い、すぐ横の応接間にも座っていただきました。
点前は茶箱の月点前、そして
満月が映ることをイメージして床には水盤を置きました。
障子越しの光がだんだんと弱くなり、
夏の名残のような熱気が落ち着いてゆく秋の夕暮れ、
そのような時間に
短けいのやさしい明かりと手燭の和ろうそくのゆらめく炎が
あたりを包みます。
月点前が終わった後は
クラシックのピアノとフルート、そしてジャズピアノ
いずれも月にまつわる曲のライブ演奏でした。
お席の合間にライブとは初めての試みで、
そして大成功と言い切ってよいと思います。
お茶会だからできることでしょうか。
友人の協力を得て実現することができました。

2席目は月見席、というか屋上に上がっていただきました。
雲ひとつない空から、申し分なく見事にまん丸なお月さまがでてくれました。
ここでは点前はせず、子芋のお干菓子と点て出しのお茶をさしあげました。
お話しがはずみ、楽しんでいただけたようです。
ご参加くださったみなさま、
演奏を引き受けてくださった方々、
てきぱきとお手伝いしてくださった方々に
感謝申し上げます。
とても楽しく、忘れられないひとときになりました。




コメント