お花見の茶事
- saitearoom
- 2024年4月11日
- 読了時間: 2分
今月は一客一亭風のお花見の茶事をしました
日々お稽古する課目の中に
炭をつぐこと、お花を生けることなどを
お客さまに所望(お願い)するものがあります
これらは親しい間柄の方との、、
例えば亭主ひとり客ひとりの
茶事のときなどに
楽しむための練習です
茶事では亭主のしごとはたくさんありますから
その内の少しを客に手伝ってもらう
というのは
ごく自然なことで、あたたかい感じがします

また、散ってしまうことが
心配されましたが
なんと
今年は4月に入ってからが見頃と
桜も待ってくれました
そのような温かで
野遊びを感じさせるようなお茶事
というのが今回のテーマでした

茶室沙以の稽古茶事は
日々の稽古と違い
小さな間違いにとらわれず
本来の目的の楽しむ ということを第一に
また
私はできるだけ手伝わないようにして
みなさまが
それぞれの役目を考えて行動しながら
得られるものや
気づきがあればよいなと思いながら
行っています

稽古茶事は10年以上続けており
はじめの頃は事前に流れをまとめたりと
細やかに指導していましたが
この頃は
みなさまが慣れてこられたというのもあり
任せるところは任せて
失敗しても失敗から学んでいただく
といった
よいのか悪いのか そんな調子になっています

こちらの拙い道具は
紹介するほどのものでありませんし
そもそもその場に集った人たちの中で
共有するもの
とはいえ
こんな独り言ばかりでは
茶事の雰囲気を伝えることができていませんね
お軸は
露堂々
にしました
こんな世の中ではあるけれど
春は今年も沈黙せず
堂々と自然の力強さ、生命力を
見せつけます
初炭手前 懐石 濃茶のあとの薄茶は
茶箱の花点前
小さな道具たちが和ませてくれます

それから
亭主役を担当された方々が
お茶碗などをお待ちくださり
思い出やお調べになったことを
お話しくださったことが
とても心に残るものになりました
なんとか終えることができて
ほっとしております




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